〒192-0904 東京都八王子市子安町1-8-3 コーポ森1階
JR八王子駅南口より 徒歩5分、京王八王子駅より 徒歩15分
「ふらん」(Franc)とは、「自由に」「ありのままに」という意味です。
障害のある人が、「自分なりに」「自分らしく」一人ひとりの豊かな生活を
実現していけるように、「職業生活を支える」という視点からお手伝いして
います。
●2014.2.19
ご本人が就職なさってから新しい職場に慣れるまでの間、緊張や疲労を上手に乗り切り、早く仕事を覚えていただくために、「ジョブコーチ」というスタッフが職場をご訪問することがあります。ご訪問時には、ご本人へ助言をしたり、会社の方へご本人の特性をお伝えしたりしながら、なるべく早く適応していた
だけるように調整を行います。
こうしたご支援を行う際に、障害者職業センター様に、制度を利用して連携をお願いすることがあります。職場の様子やご本人の適応の流れを予測してお伝えし、助言をいただいたり、支援についてご協力をいただきます。
職場でご本人の支援を行う時には、ご本人の心身の状態や仕事への適応状況、周りの方たちの理解や会社の要求水準など、様々な視点で現場を把握しながら、見通しを立てる必要があります。かたよった見方にならないように、また、不十分なご支援にならないように、支援者間で意見をいただきながら整理することは、大変大切な機会だと感じます。
●2014.1.15
地域には、ご本人の「生活」に関する相談に乗り、支援を提供される支援機関があります。例えば、生活支援センター、地域活動支援センター、相談支援センターなどなど・・。いろいろな支援機関がサービスについての情報や支援を提供されています。
会社で働くと、仕事を覚えるだけでなく、毎日良好な体調で出勤し、安定して勤務するために生活管理が重要になります。「生活」というと、なんとなく、難しいことを考えなくても自然にやれるような気がしますが、一人でやってみると案外難しいもので、仕事に技術が必要なように、生活にも、いろいろな知識やスキルが必要だと思います。
働くご本人が、ご自身に合った職業生活を組み立てられるように、必要であれば「生活」の支援機関と連携を取らせていただいています。就労支援機関だけでは手の届かない、生活面での細やかなサービスは、ご本人だけでなく、私たちの安心にもつながっています。
●2013.12.18
当センターは、「区市町村障害者就労支援事業」という事業で、ご利用者の支援を行っています。この事業は、自治体ごとに行われ、その区市の住民の方がご支援の対象です。自治体ごとに地域性がありますので、それぞれの特性を大切にしながら事業を運営しています。
多摩地域では、同じ事業を行う支援機関が集まって、定期的に連絡会が開催されています。それぞれに情報やスキルの交換をしたり、その時々の課題や苦労を共有したりしています。
異動などで新しくスタッフとなった人がこうした場へ参加することで、地域の状況や流れに触れる貴重な機会にもなっていると思います。
●2013.11.20
私たちは、ご利用者の支援の中で、いろいろな福祉施設と連携させていただいています。例えば、これから就職活動を始める方が、「少し時間をかけて力をつけたい」とご希望される時に、就職に向けて取り組んでいる施設をご紹介したりします。また、仕事を辞めた方が、日中活動できる場所を探される時にも、ご一緒に施設を探したりします。
施設を利用し始める時は、ご利用者それぞれに利用目的がおありですので、ご紹介する私たちも施設の方々にご本人を早くご理解いただけるように、ご本人と相談しながら、ご希望やご支援の経過などをなるべくお伝えするようにしています。初めて福祉施設を利用する方の時なども、支援機関同士が上手にご対応を合わせることで、早く慣れていただくことができるように思います。
役割や機能はそれぞれ違っても、まずは同じご利用者に同じ理解でつながることが、ご本人の環境を上手に整える第一歩だと、考えています。
●2013.10.16
私たち就労支援機関の基本的な役割は、障害のある方の就職をご支援し、また、安心して働いていただくために様々な調整を続けていくことです。
ご本人の就職や定着には、働く方ご自身の準備も当然必要ですが、合わせて受け入れてくださる事業所のご理解が不可欠です。例えば、ご本人にはどのような力があるのか、どのような理由で何が苦手なのか、どうすればより力をつけることができるか、などについて企業様にお伝えしながら、現場のご理解と業務、ご本人の努力がなるべく早くかみあっていくように、支援者は日々、根気よく奮闘?しています。
年4回、支援機関と関係者にご参加いただいて、事例報告を行いながら意見交換を行っている会があります。同じ思いや悩みを持つ支援者同士で意見を交換し、また、関係機関の方々からアドバイスをいただきながら、支援機関の役割を改めて考える機会にしています。
人はひとりひとり違った個性を持つものだと思いますし、また、企業様にもそれぞれに違いがあります。違いを大切にしながら、その時々で精一杯のご支援ができるようにと、仲間と共にこうして考える機会を、大切にしています。
●2013.09.18
今年は、大変な猛暑だったり、竜巻や台風がきたりと大変な夏でした。少しずつ涼しくなり、夏の気分が終わるこの時期になると、初めて社会人としての夏を終えた就職者の方たちのことを思います。
「学校は長い夏休みがあったから良かったなー」などと思いながら暑い日々を乗り切り、最初の半年を超える頃は、皆様、たくましく成長なさっているものです。
夏の間、私たち支援機関は新入社員の方々の職場の多くへ、2回目のご訪問をさせていただく時期になります。また、学校の先生も、夏の間に職場へのアフターケアをなさったり、卒業生の方々へのフォローをしてくださっています(夏に限りませんが)。
この時期、季節の変化を感じながら先生方と共にご本人の成長を確認し、そして、支援の比重を学校の先生方から支援機関へ安心して移していただけるように、努力と信頼を大切にして参りたいと思います。
●2013.08.21
当センターのご利用者約600名のうち、3分の1を超える方が病院へ通院していらっしゃいます。精神障害のある方は、病状の合わせて段階を踏んで準備をし、就職活動のストレスを乗り越え、また、働き始めてからは、生活リズムや疲労、ストレスなどの管理をつづけていらっしゃいます。
ストレスや大きな疲労がない状態では心身が安定していても、人は活動を始めると様々な負担を感じるものですから、最初は予想外の変化が生じることもあります。また、予想以上に安定感十分で順調に活動量を増やす方たちもいらっしゃいます。支援者は、ご本人の特徴がわかるまでは慎重に、なるべくゆっくりとプログラムを進めようとしますが、それでも判断に迷う時には医療機関のご助言が大変貴重なものになります。
当センターをご利用いただく際には必ず主治医の就労許可を得ていただき、体調などに合った働き方について助言を受けていただきます。
ご本人の心身を守る医療機関のバックアップを得ることで、私たち就労支援機関は安心感を持ってご本人の支援を進めることができると思います。これからも、ご本人と医療機関の信頼関係を土台に、私たちが上手に連携させていただきながらご支援を進めて参ります。
●2013.07.17
2011年から始めた「就労準備支援」の連絡会、今年は3年目になり、先日第1回目を行いました。
「働くために必要な準備」、例えば、体力などの基本的なことから、仕事を正確に行うための集中力や技術、人と上手に接するためのコミュニケーションスキルなど、内容は誰にとっても共通であるような感じもしますが、支援機関ごと、施設ごとに取り組み方には特徴があります。
地域の福祉施設の取り組みや工夫をお聞きしながら、自分たちの強みも改めて考え、共に成長し合える関係を今年も大切にして参りたいと思います。
●2013.06.19
先日17日に、当センターの「連絡協議会」を行いました。この回は、年1回この時期に開催しているもので、今年度も地域の関係者にお越しいただき、当センターの事業についてご説明をしたり、参加者皆様からも近況のご報告をいただきました。
事業の運営やご支援の在り方などについては、所内でも日々検討を重ねながら工夫をいたしますが、毎年この会で関係者皆様からお聞きする近況にも、その時々の変化がなんとなく感じられます。労働情勢や法制度、ご利用者の状況などによるそれぞれの変化や取り組みを学びながら、また1年の連携体制を考えていく機会につなげていきます。
今年も、ご参加者皆様から貴重なご意見などをいただきました。ありがとうございました。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
●2013.05.15
利用者皆様からよくいただくお問い合わせの一つに、「ハローワークとふらんはどうちがうのですか?」とのご質問があります。ハローワークは、「求人を選ぶときに相談できるところ」「仕事の紹介を受けるところ」など、また、当センターは「就職活動を始める前に働く力をつけるご支援をするところ」「働き始めた方や会社のご相談にのり、調整などを行うところ」などとご説明をしておりますが、「なんとなく、わかるようなわからないような・・」ということもしばしば・・・利用者皆様からよくいただくお問い合わせの一つに、「ハローワークとふらんはどうちがうのですか?」とのご質問があります。ハローワークは、「求人を選ぶときに相談できるところ」「仕事の紹介を受けるところ」など、また、当センターは「就職活動を始める前に働く力をつけるご支援をするところ」「働き始めた方や会社のご相談にのり、調整などを行うところ」などとご説明をしておりますが、「なんとなく、わかるようなわからないような・・」ということもしばしば・・・
多くの求職者がご利用になるハローワークですが、私たち支援者にとっても、ハローワークとの連携はとても大切です。会社側の考え方を学んだり、制度を教えていただいたり、難しい支援では知恵をお借りし、連携して支援をしていただいたりします。
近い良い関係でありたいという思いを大切にしながら、「違い」は自分たちの力として発揮し、またご利用者支援での協力関係を作りながら、これからも連携して参りたいと思います。
●2013.04.17
「会社で働くための支援」というと、例えば、応募書類の書き方や面接練習などがよく思い浮かびますが、「就労・生活支援センター」というところは、ご本人に安心して働く生活を送っていただくための機関ですので、もう少し広い範囲を想定しています。
体調を整えながら働く力をつけたり、また働き続けるために生活を管理したり、収入を得ることで生活の中に新しい楽しみを見つけたり、就労と生活はそれぞれを支え合っているものだと思います。こうした広い領域でのご支援は、社会資源を利用したり、専門的な知識が必要なことも多く、その都度関係する支援機関に協力を求めて行っていきます。
異なる支援機関がお一人のご支援をするために、方向性を話し合ったり役割を調整することは、当たり前のようで難しさがありますが、ご本人のニーズを中心に個々の支援をどう形にまとめるか、共に考える中で、支援者もまた学び、成長するように思います。ご本人がお使いになりやすい支援体制を地域に築くことを目指しながら、また1年、取り組んでまいります。
●2013.03.27
私たち支援者に欠かせない「ネットワーク」、内容はいろいろです。例えば、複数の関係機関で共同企画を行う時のつながり、お一人のご利用者を複数で支援する時の連携、何か情報やアドバイスが欲しい時の協力関係なども、私たちは「ネットワークを作る」とか「使う」というふうに考えます。形式も、定期的に集まるものや、何年も会っていないけれど必要な時に連絡する・・などと様々です。
「良いネットワークってどんなもの?」と考えて思い浮かぶのは、「役割や経験が違う人同士のつながりがある」「相手の目的や現状に合わせて協力しようとする思いがある」なんてことがあります。そんな風に考えてみると、ネットワークは、構成員同士の信頼や、互いを強化し合える力でつながれているのかな、という感じがします。
良いネットワークと感じるものにはどこか温かさがあり、それに支えられる私たち支援者の安心感が違います。目に見えないものですが不思議な存在だと、思います。
今年度も当センターを支えてくださった関係機関の皆様、一年間ありがとうございました。2013年度も、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
●2012.03.21
新年度が近づくこの時期、当センターでは学校を卒業して4月から会社で働き始める方たちの「支援の引き継ぎ」で立て込みます。
特別支援学校などから生徒皆様の支援を引き継ぐ時には、学校の先生ご同席のもと、ご本人・ご家族と「利用登録」の手続きをしていただき、在学中の様子もお聞きした上でご本人が必要とされる支援の内容を共有させていただきます。
この、学校からの「引き継ぎ(移行支援)」のやり方は、支援機関によって違いがあります。
当センターの場合は、就職先の環境によってその後のご支援の内容が大きく変わることから、時期は内定が出た後に、卒後のご本人の職業生活の環境に合わせた具体的な内容を引き継ぎます。
ご本人の環境が、「学校」から「会社」へ、また「先生」から「上司」、「友達」から「同僚」、そして「学校にいけば先生がいる」から「困ったら自分からヘルプを発信する」へ、と、変わるこの時期は、大変大きな節目です。ストレスや疲労も心配なものですが、一方では、社会人への大きな成長が始まる時でもあります。
そんな中、卒業生への「心配+期待+応援」一杯の先生方から想いと支援を引き継ぎ、また、働き始めたご本人が節目を乗り越えて成長なさり始めるところを共にしばらく支えていただく、そんな共同作業を私たちは現場の「移行支援」と考えています。
新社会人の皆様、応援しております。
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